コンサドーレ対横浜マリノス

2-3でv負け
3試合で勝ち点0!!

2001/08/25 19:00キックオフ 対横浜FM 横浜国際総合競技場
【入場者数】16,247人【天候】晴 25.0℃ 86%
【主審】山西 博文【副審】青木 隆/高山 啓義

[生観戦TOPIC]

1stステージ、だめだめだったマリノスが、2ndは絶好調らしい。
でも、よ~く見てみると、確かにスンスケは一生懸命動いているけれど、一番頑張ってるのはブラジル人3人組のようだ。
特にFWの9番は、2人分以上攻守に貢献している。
なぜなら、パートナーの11番がちっとも働かないからだ。彼はただ立ってるだけ。(上手い人なら「ポストプレー」と呼ばれるのかも知れないが・・・)

只今勝てないサイクルに入り込んでいるコンサドーレは、名塚が復帰。
久々に、(比較的)安定しているDFを見ることが出来た。ギリギリでシュートをクリアする場面を見ると、なんだか去年を思い出す。「堅守」と言う言葉を、少し思い出してくれたようだ。
その中でも特に建作からは、魂を感じた。
やはり古巣相手は燃えるのだろう。(この人の場合、古巣が複数あるのでその度に燃えて燃えカスにならないか心配なのだが)

山瀬は・・・やっぱり守備に時間を割かれていた。
だから、チャンスになってもなかなか思いきったシュートまで行けないのだろうか。非常に残念である・・・。

そしてウィルは、いつものように素晴らしいFKを見せてくれた。
絶対あそこに打つ!とわかっていても、キーパーは取れないのだ。まあ取れないところに打つのが上手なキッカーな訳でして。
日本代表のキーパーを横っ飛びさせた時には、本当に気分が良かった!
コンサに先制点。そして、岡ちゃんに抱きつきに行くウィル!泣かせるシーンだ。岡ちゃんの誕生日だもんね。

攻撃好きなマリノスは、一人を除いて全員前に向かってくる。一人だけ後ろを向いている選手と言うのは、11番の彼だ。うふ。やっぱりドフリーではずしてくれた。彼の決定力のなさに、実は何度も助けられた試合だった。

ところが、守りきれないのがやはりJ1。
J2チームとは、起爆力が違うのだ。前半のうちに追いつかれてしまったぜ。セットプレー崩れだった。
ただし、救いだったのはスンスケのキックがイマイチだったこと。イマイチとは言っても、上手いキックは何本もあったんだろうけど、まあ正直期待ハズレ。(期待通りでも困るが)

後半、両チームともヒートアップ。
違う意味で、小村vsウィルもヒートアップ!
はっきり言って、小村なんか退場になってもおかしくないプレー連発だった。まだビデオで確認してないが、ウィルを蹴り上げたように見えたシーンもあったのだ。
なぜ彼はフルにピッチにいれたのか、本当に不思議でならない。とっとと出して欲しかったよ。

先に均衡を破ったのは、マリノスだった。
またまたブラジル人ゴール。だれだ、ありゃ?
しかし流れの中からの見事なシュートだった。

どうすれば良いのじゃー。
こうなると点が取れる気がしなくなってくるのが、最近のコンサなのだ。
守りながら攻めることが、なかなか出来ない。
何度か良い形に持っていくことが出来ても、決定打にはならない。
あぁ、もうあと10分だぁ~ じぇんじぇんダメじゃん、岡ちゃんごめん!と、かなり諦めモードに入っていた私。
だがしかし、ここですごい粘りを見せてくれた人がいたのだ。

左サイド奥から、スポットライトを浴びた健作王子が、コンササポーターへ向かって走ってきたのである。おおお、私に何か用?と思っているうちに彼のクロスは曽田(入籍中)へ当り、シュートしそこね(本人は、折り返しのつもりだったそうだ)が優津樹(おひさ~)のところへ飛び、なんと89分に追いついたのだ!
古巣相手に燃えている健作の魂を感じた。
そして涙が出てしまった。

よっしゃー!
これは、いける!絶対いける!

と思ったんだけどなぁ~・・・・・・結局延長戦で決勝点を決めたのはマリノスだったのさ~。何時の間にか、どこからか現れたブラジル人がさくっと、ゴールを決めちゃった・・・。ほんとうに一瞬の出来事だった。

洋平がそのままピッチに倒れ込んでいた。
私はもう涙が止まらなくて、泣きながらコンサドーレコールをした。

決して悪い内容じゃない。
自分達の攻めの形は出来ていた。守りも集中していた。
次はきっと勝つよ、勝てるよ・・・そう思うしかないな。

そして今日の応援の声はすごかった。
広い広い横国にこだまして、気持ちが良かった。石森君もオオヌマ君も暑かった。良かった、ほんとに。

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