2025年初戦の感想と、今後もし希望が持てるとしたら

明治安田J2リーグ第1節が終わりました。
1年でJ1昇格(戻る)ことを目標にしている我がコンサドーレですが、昨年J2・16位、残留争いにも巻き込まれていたという大分に2-0で完敗。シュート数は4本?5本?。結果も試合内容もガッカリでした。

試合内容はこちら
https://www.jleague.jp/match/j2/2025/021605/live/#live

正直、今シーズンに大きな期待を持てていたかと言えば、決してそうではなく。練習試合の成績を見ても、勝った試合はあったものの、今年もやっぱり得点力が課題なのかな?と思わせる結果だったし、岩政監督の意味がありそうでなさそうな独自の哲学や理論…。大丈夫かな?の気持ちの方が強かったんですよね。

大八、菅、駒井、武蔵が抜けた分、戦力ダウンは否めず、それでも、大崎、パクミンギュ、近藤、青木らは残ってくれて、まあ何とかJ2ならやれるかも…なんて思っていた自分が甘かった、大甘でした。あまおとめ並みの甘さでしたね。

それは試合開始前の監督のコメントに如実に表れていて、大分の片野坂監督が実に相手チーム(コンサドーレ)を冷静に分析し理論的に語っていたのに対し、岩政監督は「勝つだけ」というような雑なコメント。

この時、イヤーな予感がしていました。
「だからどうやって勝つんだってばよ」って突っ込みたくなるよね。ただ単に言いたくなかっただけかも知れないけど、そもそも理論も戦術もなく、単に「ミシャサッカーを継続すればいいんでしょ」ぐらいにしか思っていないんじゃないかという疑惑が。

で、ふたを開けてみたら、そのミシャサッカーもできていない訳で。
何年もかけて積み重ねてきたものが、数か月であっさり「昔のコンサドーレ」に戻ってしまうんだなあと、無力感で一杯になりました。

昨年の始まりのような絶望感ではなかったものの、このひと試合で、昨年のスタートと同じぐらいの絶望感がよみがえってきました。

たかが1試合。
されど1試合。

ちなみに1年で昇格したチームの勝ち点は清水が82点、横浜FCが76点。

  • 清水:26勝4分8敗
  • 横F :22勝10分6敗

負け数は一桁。
3位で勝ち点75だった長崎にいたっては、5敗しかしていません。それでも昇格できなかったんですから…。なめているつもりはなかったけれど、J2は我々が考えている以上に魔境と考えざるを得ません。

まだ1/38だし、この一試合で今シーズンを判断するのは早計とは思いつつも、何だか悔しさと無力感で書かずにはいられなかった。

「何をやりたいのかよくわからなかった」のがもっとも残念な点。”負けたけど、やりたいことは表現できていた試合”ではなかったもんね。

もし今後に希望が持てるとすれば

  • ずっとキャンプ&アウェイだったので、ホームへ戻ってくれば少し調子が出るかも
  • 今後、監督の戦術(があればだけど)と選手の動きがかみあってきて勝ち星を増やせるかも
  • ジョルディ・サンチェスの覚醒(もしくは前線の誰かが覚醒)
  • 監督が慣れてきて、もうちょっとまともなコメントができるようになる

といったところでしょうか。
夏ぐらいに補強があるかも知れませんが、今日のままだったら本当にヤバイです。J2に残れるかどうかも怪しい。

古い記憶でも申し訳ないが、やはり昇格した年というのは、開幕戦から「今年はやれる!」の手ごたえがあったものです。エメルソンと播戸の2トップとか。(古すぎ)
そんな記憶をひも解いていくと、やはり初戦のできというのは、案外その年を象徴するものだったりするのかなと。始まりはひどくても、後半から挽回して昇格に手が届いた年もありましたけどね。

◇◇◇

2025年に関しては、前途多難なスタートとなりましたが、終わってみれば「杞憂だったね」となるのが理想です。現地の皆様、本当にお疲れ様でした。

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