結局ミラントゥチッチ(北海道コンサドーレ札幌)とは何だったのか

20年以上サポーターをやっていると、外国人獲得に際しては不安定な要素があることは重々承知なのですがね。

  • 数試合出ただけで、その後見かけなくなった外国人選手
  • レッドカードを食らって「トモダチナラアタリマエー!」とそのまま帰国してしまった大物選手
  • ロシアリーグ得点王の触れ込みで獲得したが、フタをあけてみたら「チーム得点王」だった

あげくに監督には「(勝てなかった)責任を取ってもらう」と暴言を吐かれる始末。(当時はこの発言をした監督の方が炎上しましたが)

もちろんチームの勝利や人気にも多大なる貢献した選手がいることも事実。かつてコンサドーレを率いた指揮官・岡田武史氏は、外国人選手の当たりハズレは運の要素もある(大意)と語っていたが、そういう側面があるのは否めない。

そんな前提がありつつも、ここ数年の外国人選手の加入や起用に関して、私がもっとも疑問を感じたのがミラントゥチッチ選手。彼の存在は何だったのか。退団が決まった今、改めて振り返ってみたい。

▼入団の時

https://twitter.com/consaofficial/status/1431831614196109312

▼ミラントゥチッチ選手のプロフィール
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ミラン・トゥチッチ

チームへの貢献度や、サッカー選手としてどうなのか?
https://www.jleague.jp/player/1635027/#attack

ロングパスの成功率が1位・・・!そんな実績があったとは…!
https://www.soccer-money.net/team/team.php?team_id=1

ただ、正直チームの勝利への貢献度は、はなはだ疑問が残るし、一番期待されていた得点がサッパリ。そんな状況なのに、かなり年俸をもらっているという噂もあり。どうも、コスパの悪い選手としか思えないんですよね。一体、スカウトは何をやっているのかと。

記録を見ると、コンサドーレに入団する前年は、海外のクラブで18試合出場10得点という成績。まあ悪くない。この数字に惑わされたのだろうか?

絶望の柏レイソル戦

私がなぜ、ここまでミラントゥチッチについてネガティブに語るのかと言えば、忘れもしない柏レイソルとの試合。雨がパラつく中、交代で登場したのがミラントゥチッチ選手で。しかし、期待していた助っ人も見せ場なく、ただただ時間だけが過ぎていく。本当にしょっぱい試合だった。

この時の絶望感は絶対に忘れられないわけですよ。0封されて、途中出場で得点を期待されて出て来たFWの選手に恨みごとの一つも言いたくなるってもんです。しかも、この日は雨がパラついていたし、蒸し暑いし、決していい環境で観戦できるわけではない日立台(特にアウェイサポにとって)での試合でしたから…。

ドゥグラスオリベイラはすでに別のチームに移籍したのでいいとして、なぜか今年もミラントゥチッチは残留。決して資金が豊富ではない我がチームに、貢献度がそれほど高くない選手が残留することの残念さよ…。

と、ここまでいろいろと書いてきましたが、退団に寄せて、自分の中にある彼に対するもやもやを成仏させようと筆を取った次第。ミラントゥチッチ選手のファンはここを見ていないとは思いますが、あくまでも個人の感想であることをご承知おきいただければ幸いです。

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