コンサドーレ対浦和レッズ戦観戦レポート(2019年J1・第2節)
浦和レッズに2-0で快勝!
憧れていたサッカーを目の前で見て、大興奮
【試合概要】
埼玉スタジアム2002
主審:今村 義朗 副審:相樂 亨、塚越 由貴
第4の審判員:山際 将史
入場者数:41,109人
晴 / 17.1℃ / 20%
これは本当に我がチームなのか?と目を疑う
埼玉スタジアム2002へ来たのはいつぶりだっけ?と思い出せないほど、間が空いてしまっておりました。レッズと言えば、過去にはJ2同士で死闘した経験もあるチーム。とはいっても、我々と「因縁の対決」などと称されるのもお嫌でしょうから、ここでは言及は避けます。
さてさて試合の感想を。
いきなり武蔵の得点で幕開け。2分30秒ほど。心の準備できないままリードした訳ですが、この試合では
今までのコンサドーレと明らかに違うのです。
- ヒールパスを多用し、後ろにチョンと流すプレーが随所に登場したり
- 狭いところを通すパスだったり(そんなところにパスが通るのか!)
- チャナティップの使い方が斬新だったり(縦横無尽)
- アンロペのキープや翻弄するプレーに感心したり
- 右サイドを使わなくても攻撃の形がつくれることがわかったり
- スパスパと短いパスを繋いできたり
- 当たり負けしない深井選手がいたり
- 宮澤選手のセンターバックが機能することがわかったり
- 荒野選手が確変したり
- 粘りを見せるプレーがあったり(特に後半)
- どんだけミシャに褒められてるんだよ、君たち!と伝わってくるプレーがあったり
- 武蔵とアンロペの区別がつかなかったり
…
…
若干の危ないシーンはあったものの、概ねエキサイティングしながら安心してみることができました。
「これは本当に、うちのチームなのか?」と(いい意味で)目を疑ってしまうプレー連発。興奮しっぱなし!サッカーってこんなに楽しかったっけ?!
ミシャ監督もべた褒めしてしまう試合内容。
浦和撃破の札幌は「マンチェスター・シティに匹敵」 かつてのホームで“ミシャ節”炸裂
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190303-00173746-soccermzw-socc
【札幌】ミシャ監督絶賛の今季初勝利「今日のような試合ができたら死んでもいい」
https://www.hochi.co.jp/soccer/national/20190302-OHT1T50253.html?from=rss&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
しなないでいただきたい。
レッズが絶不調だったのは間違いない
我々が調子が良かったのは前述の通りですが、正直レッズの方にはほとんど見どころらしい見どころもなし。相手サポが気の毒になるぐらいのできであります。
オリベイラ監督は、日程的にもっと後ろの方に照準をあてて仕上げてくるタイプらしく、明らかに本調子ではないレッズと、この時期にあたったのはとってもラッキーだったかも。
一方で少しだけ寂しい気持ちも
「こんなサッカーがいつかできたらいいな」と長年恋焦がれて来たサッカーが目の前で展開され、エキサイティングな90分ではあったものの、一方で少しだけ寂しい気持ちにも。
ふと、子連れでゴロゴロしながらサッカー観戦した水戸戦でのゴール裏の芝生などを思い出し、我々はもうあの頃とは違う、後戻りできないところに来てしまったんだと、一抹の寂しさが胸に去来し、人というのは勝手な生き物だなと改めて感じた次第です。
というか、まだまだJ1残留を決めるのは時期尚早過ぎるので、こんなコメントを書いて良いのか迷ったのですが、あえて書いてみることにしました。
毒が抜けた気がする浦和サポの応援
昔浦和サポと言えば、長年怖いイメージだったのですが、近年はそうでもないのかな?
たとえば、うちらアウェイ側が勝つと、帰り道で怖い人たちに因縁をつけられるといけないから、ユニも脱いで、コンササポとわかるグッズはかくして帰るように言われたものでしたが、特にそういった話は出ませんでした。
かつての駒場時代は、アウェイサポといば「出島」と呼ばれる狭いゾーンに押し込められ、しかもうちらが勝った日には、そこに閉じ込められてしばらく外に出られないなど、恐怖を感じるできごとがあったのですが。
もちろん、そんなことは二度とあって欲しくないし、サッカーを健全な文化として根付かせ、すそ野を広げていくためには、「スタジアム=危険な場所」であってはならないし。
ということで、健全化が図れたか、乱暴なサポが永久に出入り禁止になったか、もしくは年を取ってそこまで熱くならなくなったかのいずれかだろうと決着しました。
ちょっと気になったのは、すでに2-0でリードしていた前半の途中あたりから、浦和側のゴール裏がシーンとなっていたこと。あれは懲罰的な何かなのだろうか?
とはいえ4万人以上入るのはさすが!
ススキノへ行こう×2回(おかわり)と大脱走
試合後は、ススキノへ行こうを2回と、大脱走で祝う我々。
2回やったのは、昨年厚別で負けて相手にうたわれてしまったことへの倍返し、そして更に大脱走でお返しという、ひょっとして仲良し?な演出あり。
思い起こせば、レッズサポとの因縁って「田北、お前はもう死んでいる by エメルソン」という弾幕を出したあたりから始まっている気が。田北は当時レッズのGK、エメルソンはうちに来た超スピードスターFW。北斗の拳のセリフが元ネタ。
この攻防を知らない人が見ると、確かに「仲いいね♪」と言うかも知れない・・・。
やはり埼スタは素晴らしい施設
ご存じの通り、埼玉スタジアムはとても素晴らしい施設です。かつて日本でサッカーW杯が開催された時、準決勝の会場でした。(だから2002とついている。ワールドカップ開催年)
今回ビジター指定席を取ったのですが、スタジアムの入り口を入ると、エスカレーターがあったのが驚きでした。あちこちのスタジアムに足を運んではいますが、座席までエスカレーターで上がったのは今回が初めてではないでしょうか。途中、授乳室もあったし、人に優しいスタジアムなんだなと改めて。
なお、やはり埼スタに行ったら一度はやりたい「一番上」までの登頂。トライしてきましたよ!
快勝したので、ついつい長々と書いてしまいましたが、おかげ様で1週間楽しく暮らせそうです。ありがとうありがとうありがとう!