人様のブログに涙する…

最近こっちは、コンサ以外のネタが多くてすみません。
うちも他チームのことを心配するような状況では無いのですが、これ読んで涙してしまいました。
ただオシム(父)時代のジェフのサッカーは、鳥肌ものですごかったので、もう一度見たいなぁと思うことが時々あります。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nysports/article/12

拝啓、ジェフユナイテッド千葉・市原様
天皇杯が終わり、もう一月が経とうとしております。今は来たる開幕戦、3月8日万博で行われる対ガンバ戦と、その前に行われるちばぎんカップに向け虎視眈々と準備していると思います。
突然のお手紙、なにとぞお許し下さい。ただの一サッカーファンのぼやき、として受け取ってくださればと思います。つい最近まで「ジェフ崩壊」、「主力流出続出」―スポーツ新聞一面、大きな見出しで御チームの実情が書かれていましたね。ウェブで検索できる限り、全て目を通した上で、落胆と悲しみ、勝手ながら悔しさと怒りを覚えました。
もちろん、新聞上に書かれていること全てが正しいとは思っていません。フロントに全ての責任があるような風潮に対しても、正直心外のことだろうと私は察しております。しかしながら、イビチャ・オシム前々監督が日本代表監督に、言わば協会に「強奪」(ここはあえて強奪と書かせて頂きました)されてからというもの、どうも御チームの、特に上層部の、動きに対して腑に落ちない部分がより膨らんだのもまた、事実です。
越権行為であり、部外者が口を出すものではないのかもしれませんが、フロントと現場が全く違った方向を向いていて、それに選手とサポーターが振り回されている、そういった感がぬぐえません。
どうして、もっとチームのために動いてくださらないのですか。
どうして、もっとサポーターに語りかけてくださらないのですか。
たとえ待遇悪くなったとしても、選手はチームと一緒の未来が、青臭いことを言えば「夢」を一緒に見れれば、「このチームのために・・・」と思うことでしょう。サポーターは毎年のように主力が移籍してしまうような寂しい現実にも、チームと一緒に頑張ろうと思えれば、一緒に歯を喰いしばって、ゴール裏で勇気を与えてくれる、力強い歌声で選手とチームを鼓舞し続けることでしょう。
でも、実際は彼らに対し、今まで何をなさってきたのですか。
どうして若くて才能溢れる水野選手をほぼ無償で他チームに渡してしまうのですか。どうしてチームのために今まで貢献してきた主力選手、羽生選手と佐藤勇人選手をもっと必死に引き止めなかったのですか。過去には、中西選手、茶野選手らもあっさりと切り、他チームへ移籍させましたね。
確かに、御チームの育成システムはガンバ大阪、サンフレッチェ広島と並び、最も成功したものの一つであり、柏レイソルのサポーターを自負する私も、そのシステムを羨望の眼差しで見つめておりました。しかしながら、どうも御チームの「若手育成」が、ベテラン選手と主力選手が毎シーズンごと流出してしまうことへの単なるエクスキューズとしてしか感じられないのです。
他チームのサポーターが、このような場を借りてわざわざ言うべきでは無いのかも知れません。ましてや浦和のような、大規模で常に完璧を目指している様なチームでもないため、他チームの事に関してとやかく言える立場では無いのかも知れません。
ただ、幕張の海浜地区で6年ほど過ごした人間として、千葉という地で一緒にサッカーという素晴らしい競技を愛するものとして、御チームの実情を見て見ぬ振りが出来ないのです。
1996年、ガラガラの市原臨海競技場で、それでも頑張っている選手とサポーターを千葉テレビの中継で見て、田舎から大学進学で千葉に出てきた私に「必死に」何事も取り組む大切さを教えてくれたのは、ジェフでした。Jリーグが開幕してから、華麗だけではなく、気持ちのこもったサッカーを見せ付けてくれたのは、御チームのリトバルスキー選手であり、オッツェ選手であり、城選手であり、中西選手であり、チェ・ヨンス選手でした。
毎年のように主力が抜けたにもかかわらず、チームの方向性をしっかりと示した上で若手をじっくりと育成し、戦力を下から育った選手で補う。しかもそのグラウンドで見せるサッカーはドンドン魅力的になりましたね。イビチャ・オシム前々監督就任後は、「ジェフのようなサッカーをしたい」とJの監督に言わせるほど、美しさを感じさせてくれるものでした。個人的にもオシム監督がグラウンドで表現したあのサッカーは大好きでした。
土曜の昼下がり、美しい芝生の上で、目の覚めるようなあの鮮やかな黄色と緑のユニフォームを見るたびに、何度ワクワクさせてもらったことでしょう。サッカーの素晴らしさと、きつい現実と、その二つを私に初めて教えてくれたのは、どのチームでもなく、ジェフユナイテッド市原なのです。
だから悲しいのです。だから怒っているのです。
アマル・オシム前監督を解任しました。成績不振。何とか理解は出来ます。でもどうしてあのタイミングでの解任なんですか。開幕にチームが間に合わない、そのリスクを理解したうえでの行動ですか。どうして一時の不振を抜け、チームとしてまとまってきたと現場も手ごたえを感じた直後の解任なんですか。
挙句の果てには「脱・オシム路線」。それで、その先には何が待っているのでしょうか。私はイコール脱東欧路線かと思っていましたが、その後クゼ監督を召集。今後、3年後、5年後、ジェフ千葉・市原はどういうチームを目指し、それにどのようにして向かっていくのか。選手も、サポーターも、そこが知りたいのだと思います。
柏レイソルも、昔はかなり勝負弱く、またどこを目指しているのか、チームとしてのコンセンサスが見えず、何でも中途半端だった感がありました。2000年を頂点に、ドンドン成績は悪くなる一方で、06年にはついにJ2での開幕を迎えました。
ただ、今振り返ると、あの降格がチーム、現場、サポーター、それぞれのベクトルを一つの方向に向かわせ、みんなで一緒に頑張れたのだと思います。その3者の間の距離もぐっと縮まり、対話を重ね、「家族として」一緒に我慢し、一緒に泣き、一緒に凱歌を響かせ、一緒に笑ってこれたのだと思います。
今御チームに一番欠けているのはこの点だと思うのです。
もっとサポーターと、そして選手と対話を重ねて行きましょうよ。
もっともっと、魅力的であろうと、チームとして努力しましょうよ。
ジェフにはフクアリという綺麗で立派なスタジアムがあり、日本サッカー界をこれから担う人材を輩出する優れた育成システムがあります。もったいないじゃないですか。おせっかいとは思いますが、柏と一緒に、千葉のサッカーを盛り上げて、もっと全国にアピールしましょうよ。
選手の、特に若手の皆さん、今シーズンは本当にチャンスです。新体制になり、主力の選手も抜けました。どんどん失敗を恐れず、自分を十二分にアピールして、何事にもチャレンジして下さい。巻選手、残留してくれて本当に有難う。今、ジェフで「背中でチームを引っ張る」選手は貴方しかいません。今まで以上に泥臭く、魂のこもったプレー、期待しています。工藤選手、今シーズン貴方がチームの主軸になるのですよ。魅力あるプレー、楽しみにしています。スタジアムを沸かせて下さい。下村選手、その堅実かつダイナミズム溢れるプレーでサポーターを喜ばせて下さい。
最後にサポーターの皆さん。厳しい現実に直面する中で、明るい光りがほとんど見出せない中でさえ、ジェフに対する、サッカーに対する変わらぬ愛を示し続けるあなた方の気持ち、本当に感服しています。一緒に頑張りましょう。一緒にJを盛り上げましょう。ちばぎんカップで対戦するのを今から楽しみにしております。
駄文、失礼致しました。今シーズンの御チームの幸運をお祈りして、筆を置かせて頂きます。
敬具
一サッカーファンより

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です